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私は小学校からサッカーをやっていて現在も続けている。サッカーを続けて年齢が上がっていくうちに悩んだことがある。それは言葉使いである。
小学生の頃は年上に対してあまり敬語を使わなかったのが、中学生になったら敬語を使うようになる。高校生、大学生になったら年上に対して敬語を使うのが当たり前になるのである。
私が言葉使いで悩んだのは敬語を使うようになる中学生の時である。中学生の時私はクラブチームでサッカーをやっていた。そのクラブチームで私は先輩に対して敬語を使っていた。
ところがある日、試合中にいつものように先輩を○○君と呼んだ時に「いちいち君づけするな!呼び捨てでいい」と言われたのである。ずっと敬語で話していたのにいきなり呼び捨てでいいと言われてこれから敬語を使った方が良いのか、それとも先輩に言われた通りに呼び捨てで呼んだ方が良いのかすごく悩んだ。
悩んだ結果、試合中は呼び捨てで呼んで普段は敬語で呼ぶことにした。試合中は年上年下、関係ないと判断したのである。先輩によっては試合中だろうと年上年下、関係あると言う人もいると思ったが、先輩は試合中にそういった上下関係はないと言ってくれた。
私が感じたのは普段接している時は敬語を使うのが当たり前だが、勝負を争っている最中に敬語なんて存在しないということである。だから私は大学でも普段は敬語で、試合中は呼び捨てで先輩に対して接するだろう。
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