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オンライン辞書,Dictionary


No.111
作文
2016-04-26
出身: 富山県
居住: 神奈川県
10代 男性
ログイン名: kouhei
タイトル:礼儀と敬語
   私は、小学生の頃から野球を始め、技術面だけでなく礼儀もたくさん学んできた。その礼儀の一つに言葉遣いとして敬語が挙げられる。 
 野球部は特に礼儀が厳しく、監督だけでなく先輩、学校内でも礼儀正しくしなければならない。しかし、私の場合、小中学校が田舎であまり礼儀には厳しくなかった。監督とも仲が良く、先輩も呼び捨てやあだ名で呼ぶことが普通だった。そのため、敬語もあまり使うことがなく、礼儀に気をつける機会も少なくなかった。当時、敬語はその気になればすぐに話せるようになるだろうと思っていた。ところが、高校に入学し、野球部の練習に参加したところ、私が創造していた通り上下関係があり、礼儀正しい部活動だった。先輩と話す時もぎこちなく、そのまま半年間きれいな敬語を話すことはなかった。入部してから半年後のことである。私が先輩とロングダッシュをしていたとき、疲れていた私は先輩に何気なくタメ口を聞いた。すると先輩に「先輩にはちゃんと敬語を使え」と私はひどく怒られた。
 私は敬語をすぐに話せるだろうと思っていたが、それは話せるのではなく、言ったり書いたりできるだけだった。敬語を使わなければならない場面で使えてこそ敬語が話せるということなのだと思う。この出来事のおかげで高校生活と部活動を通して敬語を話せるようになった。
 敬語は今後、社会に出て働く中で避けることはできないものだと思う。これからの将来に向けて、上手で正しい敬語を身につけて生きたい
 
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