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オンライン辞書,Dictionary


No.116
作文
2016-04-26
出身: 静岡県
居住: 神奈川県
10代 女性
ログイン名: k
タイトル:接客時の言葉遣い
  私はアルバイトでお客様に対する接客態度やそこで働いている先輩方に対する言葉遣いを通じて感じたことがある。

 私は高校生の頃、飲食店でアルバイトをしたことがある。飲食店でのお客様への接客はお店の印象を決定付ける大事な仕事の1つである。特にお客様やそこで働いている先輩方に対する言葉遣いにはとても気をつけなければならない。そこで私は言葉遣いに悩んだ。というのも、私はそれまで意識して敬語を使ったことがなかったのだ。それが原因で先輩方に指導を受けたことがあった。そこで自分が今まで正しいと思って使っていた言葉が間違っていたことに気づかされた。そして、お客様に不快な思いをさせてしまったことに罪悪感を抱くとともに、高校生としてとても恥ずかしくなった。

 最近では若者言葉という言葉が世の中に広まっている。若者言葉とは、若い世代特有の語彙や表現などを意味する言葉である。また、時代や年齢、性別、コミュニティーによって内容が異なる言葉である。現代では友人との会話やSNSなど、普段の生活のなかでそのような言葉を多く耳にし、自分自身も多く使っている。これも目上の人に対する言葉遣いが疎かになっている要因の1つだと感じた。

 私はこのアルバイトでの出来事を通じて、今自分が使っている言葉が正しいのかどうかもう一度確認する必要があると思った。これから世の中に出て働くようになると、今まで以上に年上の方と接する機会が増えるだろう。そこでは言葉遣いを含め、礼儀が最も大切になってくる。この先社会人として、恥ずかしい思いをしないように今のうちから正しい言葉遣いを身につける必要があるだろう。
 
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