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オンライン辞書,Dictionary


No.15
作文
2016-04-19
出身: 香港
居住: メルボルン
20代 男性
ログイン名: そおだ
タイトル:略した言葉
   最近の人々はよく「略語」、つまり短く省略した言葉を日常生活で用いている。大抵の人は問題がないと見えるが、実際、裏には深刻な問題が存在している。

 僕はよく日本の有名な動画サイト「ニコニコ動画」で様々な動画を見る。しかし、各々の動画の冒頭と最後に、いつも「うぽつ」や「乙」という訳が分からない言葉を見かける。これらは「アップロードお疲れ」と「お疲れさまでした」という意味だ。「ニコニコ動画」にいるのは大抵若者だから、ネットで略語を使い続けると、日常会話まで及ぶだろう。

 しかも、「ニコニコ動画」にいる階層は若い学生だけでなく、20代や30代の社会人も沢山いると思う。仮に、会社で同僚に「手伝ってあり〜」のような略語を使ったら、本当の意味は「手伝ってくれてありがとう」だが、僕のように略語が分からない人はすごく孤立されるから、会社の同僚はすごくイライラするし、話しづらくなるかもしれない。

 最も、略した言葉は簡潔になったから、大勢の人々は大変便利だと思って、いつでも使用している。だが、分からない人にとってはデメリットしかない。仮に、今の若い世代が略語しか使わなかったら、次の世代は略語しか解らなくなる。だとしたら、適切な言葉の書き方や話し方を忘れるかもしれない。

 この難しい問題を完全に解決できないと思うが、少なくとも正しい言葉遣いを保ち続けるために、今時の学生に教わらなければならないのは正確な言葉の書き方と話し方だと思う。
 
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