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オンライン辞書,Dictionary


No.163
作文
2016-04-26
出身: マレーシア
居住: オーストラリア
10代 男性
ログイン名: あげパン
タイトル:外国で日本語を学ぶ悩み事と砕けた日本語
  人との関係を更に近づける為には言葉遣いが重要である。初めて話す相手とは礼儀正しく、親しい相手とは礼儀作法を程少なく。日本には「言葉遣い」の文化がとても深く、話し相手に失礼のない話し方がある事は前々から存知していた。それで、言葉遣いや敬語を使いこなす為には出来るだけ人と日本語で話すことが重要だと思う。

しかし、日系人の私は日本の文化や伝統から遥か遠い国で日本語を親から学んだ。それは家庭、友人や親しい人間などに使うくだけた日本語だった。例えば母へ頼み事する時は大体「母さん、昼飯マックでいい?」って言ったり、自分の事を「俺」と呼んだり、日本の社会で使われる日本語とは程遠いであろう。

将来日本に住み、就職や結婚などを目指している私にとっては、この「言葉遣い」を習得しなければいけないだろう。そこで最近大学に入学し、日系イギリス人女性と出会った。女性と話す経験の少ない私はとにかく彼女に敬語で話す事を試みた。だがしかし、くだけた日本語しか分からない私はよく言葉に詰まり、はっきり話すことは出来なかった。そこで彼女は突然砕けた日本語で私と会話を続けた。彼女も私と同様、家族や親戚としか日本語を使わない事が後ほど明らかになった。その後、お互い友達言葉で会話を交わす事になった。

このように、言葉遣いは人間関係を大きく左右する。私は将来日本に住む事を考え、今は一生懸命敬語を勉強することに専念している。なぜならば友人や親しい人間と日本語で話してもくだけた日本語になってしまうからだ。また、日本の社会をとても良く再現する日本のドラマを見て勉強する方法も合理的であろう。
 
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