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オンライン辞書,Dictionary


No.167
作文
2016-04-26
出身: 日本
居住: 日本
10代 男性
ログイン名: ぽんた
タイトル:敬語が与える印象
  言葉遣いに悩むときは敬語だ。僕はよく年上の人に面倒を見てもらったり仲良くしていることが多い。しかし、仲が良いからといっても言葉遣いには気を使っている。それは僕が中学生のとき、部活動で器械体操部に所属していた。部活は毎日のように練習があり上下関係も厳しく先輩に少しでもタメ口をきいたら強制筋トレをさせられていたので敬語で話すことを徹底していた。あることをきっかけに先輩たちと数少ない休日でもよく遊ぶようになりついに先輩から「もうタメ語でいいよ」というお許しをもらえた。それからは部活中にも普段から先輩にはタメ語で会話をしていた。
しかし、僕と先輩の話を聞いていた顧問の先生が「なんで1年生が2年生に向かって敬語を使ってないんだ?」と叱り気味に聞いてきた。その先生が言うには「もし外部の年上の人にも敬語が使えなかったら失礼だし、後輩のしつけすらできないダメな先輩だとも思われてしまう。色んなところでマイナスイメージになる。」それをきいたとき僕は確かにタメ語が解禁されてから体操部以外の先輩にもたまにタメ語で話してしまうことを思いだした。体操部はほかの部活の人たちからは「敬語が使えない部活」だと思われていたかもしれない。敬語は礼儀の基本だ。初対面の人や偉い人、目上の人、年上の人。彼らに敬語が使えないと不快な気持ちにさせるだけでなく所属しているグループにまで悪い印象がつく。敬語は難しいものだがそれをうまく使いこなせるようになれば結果的に自分にとってプラスになるだろう。
 
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