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オンライン辞書,Dictionary


No.203
作文
2016-05-02
出身: 日本
居住: 日本
10代 女性
ログイン名: mikagemikuro
タイトル:気を使わないで話せるまで
                          
 私は今年から東京の大学に通うことになり、学校から近い叔母の家に居候させてもらうことになった。もともとは祖父母も住んでいたということもあり、叔母とはよく会ってはいたが務めていたためあまり話したことはなかった。そのため私はどのような言葉で話したらいいのかわからなかった。
 何年か前に祖父母が亡くなってしまいまったく会う機会がなく、また最初で緊張していたということもあり、自分からはあまり話さず答える時も“はい”と敬語で答えていた。
だが自分にとっての新居であったため叔母にいろいろ聞きたい事も増えてきた時に、ずっと敬語では他人行儀すぎるのでは、と思い敬語をとって話すよう心掛け始めた。だが未だに慣れず、特に謝るときなどは敬語でも砕けた言い方でも失礼な気がして困っている。
 しかし、努力をしていくうちにだんだんこれからどう接して行けばいいかわかるようになったこともある。まず、いきなり親と話すような話し方では馴れ馴れしすぎるため、それをもう少しやんわりとさせた言葉を使うようにした。例えば何かを聞くときに“教えて”ではなく“教えてほしい”という具合に言う。そうすれば敬語ではなくとも多少の謙虚さは出ているように感じる。また、いろいろ家の事について尋ねる際、より話をすることによって、私も叔母も慣れてゆけるように出来たらいいなと思う。
 これから四年間一緒に暮らしてゆく中で、少しずつでもお互い気を使わないで話せるようにしたいと思う。最初はありきたりなことしか話せないかもしれないが最終的には学校でのことなどプライベートなことも気軽に話せるようにしたい。

 
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