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オンライン辞書,Dictionary


No.218
作文
2016-05-02
出身: 日本
居住: 日本
20代 男性
ログイン名: sakubun
タイトル:言葉使いに悩む自分
  言葉使いに悩む自分
1. 他人はそれほど気にしていない
私たちは誰しもが“人とのつながり”は大切だと教えられる。そして、それは年齢が高くなり社会性が大きくなるにつれて重要性は大きくなる。現在ではインターネットの普及により一層その“つながり”は大きくなったと言える。
そんな現代、他人に対する言葉使いを気にする場面が増えてきている。しかし、過剰になりすぎているのではないだろうか。あなたはそれほどに他人に興味があるのか?“ない”とは言い切れないが、他人が言ったことを50%でも吸収しているかは疑問である。だから、基本的な礼儀、マナーさえ弁えていれば言葉使いにそれほど悩む必要性はないと思われる。そうはいっても、人は気にしてしまう。
なぜなのだろうか?
2. 相手に影響を与える恐怖
気にしてしまう原因は端的にいって怖いからである。他人が自分の発言で不快な気持ちになったらどうする?それで、相手から中傷を受けるのではないか?など結局のところは自分中心の考えが巡り言葉がよどんでしまうのである。
心を閉ざし、いかに相手に影響を与えずやり過ごすことばかり考える思考が真の原因である。深い人間関係を構築するには喜び、楽しみだけでなく、悲しみや怒りなどマイナスの感情も必要不可欠である。相手に自分の思ったままの感情を伝えること、この基本的なことを恐れずにマナーを守り言葉にして乗せること、この本質がネット社会の現代では忘れかけているのではないだろうか。
3. 結論
言葉は人に何かを伝えるためのものである。その伝えるべきことは何なのか。
このことを考えることが適切な言葉使いに自然とつながるのである。

16012159
徳重 壮
 
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