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オンライン辞書,Dictionary


No.225
作文
2016-05-02
出身: 中国上海
居住: 日本
10代 男性
ログイン名: lorthema
タイトル:留学生の言葉づかいに悩むとき
   来日して二年間が経ちまして、今でも、言葉づかいに悩むときが山ほどあります。バイ
ト先で、大学の友達に、見ず知らずの人にどんな言葉を使ったら、お互い話し合って、理解できるでしょうか。


 バイト先でレジのとことで、客に「この商品をピーした」と聞かれて、「はい、ピーし
ました」と答えると、客が大笑いしましたが、私は戸惑いました。自分の認識では、自分
は客の質問に対して、きちんと答えたが、なぜ客は笑うでしょうか。その後、日本人の友人に聞いて、自分がやったおかしい言葉づかいに笑ってしまった。そういう滑稽なエピソードが今でも沢山あります。日本人の友達とはなすと、「タメ口」を使おうと思っているが、口に出す瞬間、「です、ます形」になってしまった事は少なくありません。


 私の母国中国では、敬語という言葉のシステムがないわけではないが、説明すると、話が長くなります。目上の人とはなすと、語彙を選んで、敬意を表すことが多いが、敬語の文法システムは日本と比べると、全く違うと思います。


 大学に進学して、日本人でも、言葉づかいに悩むときが多いことを授業でわかってきました。また、留学生の私と日本人の言葉づかいに悩むときの共通点があることに驚きました。当然、わからないことも沢山あります、例えば日本人は親族にも言葉づかいに考えなければならないことに困惑しました、中国では、親族だから、いくら顔知らないでも、血縁が繋いでから、親しいふりして、向き合うしかありません。

 日本語の言葉づかいは非常に難しいと思います、どんな言葉使ったら、距離を保つか、どんな言葉を使ったら、距離を縮まるか、それを考える必要は重要だと思います、日本社会と文化に溶け込むために、正しい言葉づかいを学ばなければならないと思います。
 
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