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オンライン辞書,Dictionary


No.263
作文
2016-05-03
出身: シンガポール
居住: 日本
20代 女性
ログイン名: 醤油
タイトル:言語と文化
  2012年から日本で勉強していたが、私は2014年の秋から日本を離れ、カナダへ留学しに行った。その時から今まで書いていた日本語は、先生方や勤務先に関わる人や会社などへのメールばかりだった。そのため、日本語の授業と日本語の先生と離れた約1年半の間には、私の使っていた敬語と私の敬語に対する認知認識が、かえって増えてきた。しかし、そのうち間に、私はやはり敬語の書き言葉における「語感」の難しさに悩まされることもよく起こった。その「語感」は、いつ、誰に、どのようにメールを丁寧に構成し、最適な敬語で書けばいいのかという勉強しにくいことだ。無論、「どうぞ宜しくお願い致します」や「お世話になっております」などの丁寧な表現はだれでも学べるが、「お返事」と「ご返事」はどっちを使えばいいのか、あるいは、「恐れ入ります」、「恐縮(きょうしゅく)です」と「申し訳ありません」どっちのほうが最適なのかなどのほうが説明しにくいだろう。
しかし、日本語だけではなく、他の言語を使うときにもこいう問題があるだろう。相手や、場合、属性などにより、辞書ではなく自分の判断が必要な言葉遣いは、「言語」だけではなく、「社会」や「文化」に関わるものだと私が思う。
これらはがわからなかったら、「言語」と「文化」に関連する言葉遣いは、いつまでもうまく使えないと思う。
 
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