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オンライン辞書,Dictionary


No.31
作文
2016・04・24
出身: 中国
居住: オストラリア
20代 男性
ログイン名: Karex
タイトル:単語の使い方が時代によって異なる?
  わたしにとしては、言葉遣いのもっとも難しいところが適当な場所で適当なことを選んで話すことだ。時の流れは速いが言葉の変化はさらに速い。語彙で正しい言葉だとしても状況や時間によると“間違っている”言葉になる可能性もある。つまり“状況”を把握するのは大事だと思う。

わたしが使った教材は90年代ごろに出版されてずっと評判が良いシリーズだが、”中身はちょっと真面目すぎ”と京都の友達に評価された。たとえば教科書では友達が普段会ったとき”こんにちは”と言って、別れのときに”さよなら”と言うのを教えられだが、これを真似して例の友達とあいさつしたら相手の“おい、君正気か?”のような顔が丸見えだった。“知らない人とはともかく、友達の間で‘こんにちは’や‘さよなら’を使うのは水臭いな”と友人がこう解釈した。もう一つ印象深い例が“結構です”という一言だった、例えばレストランで“注文の追加いかがですか?”と聞かれて、断ろうとした場合に何を言うだろうか?教科書に書いた答えは“結構です”だが、友達によるとこういう言い方は少し失礼な言い方のようだ。“店の食べ物はおいしくないから注文の追加はもうしたくない”のような感じを生み出すため店側の人としては失礼だという説だった。恥ずかしい話しだが、わたしはまだどう言えばいいのか全く自信がない。

外国人のわたしにとして、そいう“把握”は時々難しいことだ、文化や生活の環境などの区別が入ってるためだ。このギャップをどうやって乗り越えばいいのかずっと悩んできいる。
 
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