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オンライン辞書,Dictionary


No.32
作文
2016-04-25
出身: フィンランド
居住: 日本
20代 男性
ログイン名: 青猫
タイトル:しぐさに悩むとき
  日本語で言葉遣いに悩むときのことといえば、私がよく悩まされていることは言葉遣いよりしぐさだ。長く日本語を勉強した私は、日本語を学ぶことはやはり単語と文法を勉強する事だけではない。自然に日本語を使うようになりたいなら日本人のしぐさを教わることも不可欠だ。しぐさというのは、例えばレストランで食べた後スタッフに「ご馳走様でした」言うとき、大事なことのは言葉だけではなく、声の大きさと料理人に頭を下げることは同じく大事だろう(確かに普通には歩きながら「ご馳走さまー」と言うだろうが、外国人が「ご馳走様でした」言うときにおかしく見えるのは、言葉ではなくしぐさがおかしいのだと思う)。

誰かに感謝を表すときはしぐさは言葉と同じくあるいは言葉よりも大事なことである(レストランで「ご馳走様でした」と言うことも感謝を表すと言ってもいいかもしれないが、私はこの件の判断を読者に任せる)。感謝を表すときに相手と直面することは大事と気が付いた。これは私をよく混乱させる。私の国で「ありがとう」を言いさえすれば感謝をきちんと表すが、日本で早く「ありがとね」と言ったらそれ感謝はがまじめではないと思われることがあるでしょう。このために私はまじめではないと思われたときが多い気がする。

今はこれ以上の例は考えられないが、私はほとんど毎日、日本のしぐさに混乱している気がする。しぐさににとって一番困難なことはしぐさが無意識なことだろう。しぐさを間違える時には誰もが「それ違うだろう」と言わない、教科書にもしぐさのことは何も書いてないだろう。しぐさは体験から教わるべきことなのだろう。
 
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