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オンライン辞書,Dictionary


No.33
作文
2016-04-25
出身: 中国
居住: オーストラリア
20代 女性
ログイン名: かずめ
タイトル:漢字についての悩み
  私は言語の勉強が大好きだ。私は言葉が人と人のつながりと考えている。他の人の言葉が話せれば、他人の考え方を理解し、良く深い人間関係ができる。今まで、四つの言語を勉強している。私の出身地は中国だから、もちろん中国語が話せる。
  しかし、中国語話者の私にとって、漢字は私の優位であるし、劣勢である。優勢というのは、私は漢字の書き方と意味が理解しやすいのである。日本語には多量の漢字の語彙があるし、意味が近いので、私は日本語の勉強を始めた時、英語話者と違って、漢字の心配がほどんとなかった。それは学習の正の転移と呼ばれている。正の転移の逆に、負の転移ということもある。訓読みと音読みは私の一つの弱みだ。訓読みというのは、中国から来た漢字に、日本語独自の読みを当てたものだ。音読みとは、もともと中国語としての漢字の発音に基づく読み方だ。例えば、「天」は音読みでテン、訓読みでアマ。「空」の音読みはクウ、訓読みではソラ。「山」の音読みはサン、訓読みではヤマ。時々、私は何方が訓読みか、何方が音読みだか見分けがつかない。文章を読んだ時、作家さんの言いたいことが理解したが、漢字の読み方はバラバラになったことが多いのである。
  日本語の複雑性は日本語の面白いところだ。私はこれから自分の優勢をきちんと利用して、劣勢を取り除くように、一生懸命に頑張る。
 
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