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オンライン辞書,Dictionary


No.51
作文
2016-04-26
出身: 神奈川
居住: 横浜
10代 男性
ログイン名: miso
タイトル:私の敬語
  私は敬語を使うのが苦手です。さらに言うと人と話すことすら苦手です。なぜそのような事態に陥ってしまったのでしょうか、それは子供のころに戻ります。
 小学生の時、私はとても活発な少年でした、毎日のように友人と遊び、毎日の様に友人と話す事を楽しんでいました。ここから数年後、中学生になります、周りに知らない同級生がいる環境だなんて初めてで、入学して数ヶ月間、話せるようになったのは中学校の先生だけでした。この間に周りの同級生は新しい友人をどんどん作っていき、結果私は中学生活をほとんど会話無しで過ごすこととなりました。これにより会話をすることに抵抗があるようになってしまいました。そして高校入学し、コミュニケーション能力を養おうと必死に話すようにしました。3年間まともに話をしてこなかったものですから、最初は相手の表情をよく見ながら、頭で何を話そうかものすごく考えながら会話を繰り返していました。その結果会話はある程度できるようになりましたが、1つの問題が残りました。会話です。高校で養えたのは友人と話す程度の私語、故に高校の先生にも主に私語、ため口で話していました。そしてそのまま大学生へ。社会人になった際に敬語は必要不可欠であるのに話すことができません、これは致命的なことだと思います。
 私はこの経験を通して、子供の頃からよく話し、敬語を意識して話す方が将来的に必要であるコミュニケーション能力を養うことができ、また基本的な敬語を使えるようになることにつながると考えます、話が少しずれますが、現在若者の間で広がっているコミュニケーション能力障害、通称コミュ障、これは小さい時から自ら行動を起こして積極的に会話を繰り返してこなかった結果なのであろうと思います、自ら動けば必ず変われる、そう学ぶことが出来ました。
 今後私は遅れた分の会話を取り戻すために自ら動いていきたいと思います。
 
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