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オンライン辞書,Dictionary


No.57
作文
2016-04-26
出身: オーストラリア
居住: オーストラリア
10代 男性
ログイン名: フクロウ
タイトル:言葉遣いと距離感
  私はオーストラリア人の父と日本人の母の間に生まれたハーフだ。私は日本語を勉強しながらオーストラリアで育ったため、日本とオーストラリア両方の文化に触れて育った。私は初めて会う人や、知らない人でもフレンドリーに話すというオーストラリアの文化が好きだ。誰とでも親しみやすいし、距離感を感じさせないからである。

日本語は話している相手との関係や距離感によって言葉遣いに気をつけなければならない。仲がいい友達にはタメ語、少し距離がある学校の先輩には丁寧語、目上である会社の上司には敬語を使って敬意を払った話し方をしなければならない。また、言葉遣いを変えるだけで相手との距離を置いたり、縮めたりすることができる。

数週間前、私は言葉遣いについて悩んだ時があった。私の家で、日本の高校一年生の留学生が二人ホームステイをしていた。二人とも女子で、とてもシャイだった。ホームステイをしているのだから仲良く、色々な話をしたいと思った。しかし、大学二年生と高校一年生では年の差がありすぎるためか、中々打ち解けることができずにホームステイは終わった。私はタメ語を使い、二人はずっと丁寧語を使って話していたから、一定の距離を感じた。

やはり、年の差があって、相手が異性ならば一定の距離を保たなければいけないのだろうか。それから、年下は仲良くなっても丁寧語を使い続けるべきなのだろうか。また、オーストラリアにいる時でも日本のように言葉遣いに気をつけなければいけないのだろうか。
 
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